2018年10月 8日 (月)

『知られざる皇室外交』西川恵著を読んで

Twitterで誰かが薦めていたか忘れましたが、そんなきっかけで図書館にだいぶ前に予約入れました。
平成が終わる前に読んでおいてよかったです。

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「だれに対しても最高のもてなしを」ワインの話。政治から切り離されているという建前だから、国によってワインに差をつけるわけにいかないというのはわかる。迎賓館とかのワインセラーはどうなっているんだろう。


どっかで書いたけど、日本が独立して最初に来てくれた国賓は、エチオピアのハイレ・セラシエ皇帝、次にイランのパーレビ国王、そのあとインドネシアのプラサド大統領。この頃からしらばく陛下は国賓を羽田空港までお迎えい行かれていたそうだ。

晩餐会やるだけでも大変だな。白に関しては事情もありそうだけど、赤は国に分け隔てなく常に五大シャトーのものを出してる。すごい。

メニューの簡略化を受けて、スープを出しているのは今では日本だけ。なぜフランス料理、和食でない?鹿鳴館時代の劣等感からとあるが。


フランスのミッテラン大統領との交流についての話も心を打つけど、オランダとの話も感慨深い。

イギリスとの関係も王室と皇室は良好な関係的な通り一遍なマスコミの報道に惑わされていたが、エリザベス女王の戴冠式から45年後に訪英された陛下のご苦労と周りの外交努力を見逃してはいけない。


2015年パラオご訪問について
自分もその後パラオに行ったんですが、ご訪問について現地の方々がどう考えたか、そこまで現地の人と話をする機会がなかったです。

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2018年9月26日 (水)

『小田嶋隆のコラム道』を読んで

はい、前回の『上を向いてアルコール』を読んだ流れです。


デニーズで昼ごはんを食べながら、一気に読みました。

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著作の最後の方で、小田島さんと内田樹さんの対談中に、三島由紀夫を引いて時間をかけて書いた文章は短い時間で読める的なことを言っていたので、小田嶋氏もきっと悩んで推敲を重ねて書かれたコラムの集まりなのであろう。笑

新聞記事のように媒体、メディア、入れ物、船みたいなものがすでに出来上がったものは、文章を文章たらしめる形にする作業が求められるけど、

コラムとかコラムに限らず自分を「私」という主語にして書く文章は、後半の文章を文章たらしめる技術よりは、船を港から出すことの方が重要なんだなと。


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2018年9月25日 (火)

『酒乱になる人、ならない人』真先敏弘 (著)を読んで

小田嶋さんの『上を向いてアルコール』を読んで、なんか久里浜の先生について興味を持って図書館の蔵書を検索したから。

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=== 以下メモ書き ===

ブラックアウトについて
  自分ではそんなひどいのないと思ってるんですが、家に帰るまで途中を覚えてないとか軽度の

エタノールは抑制的ギャバみたいな
新大脳皮質を抑制、旧皮質や古皮質が解放、より原始的に、という仮説
- アルコール脱水素酵素
- アルデヒド脱水素酵素
に対する遺伝子型の影響


エタノールが脳内のシナプス周りの脂質をどうかしちゃうのではなく、受容体のメカニズムに働きかける?
脳内麻薬の働きに似ている?

A10神経に働きかけ快物質を放出?

下戸遺伝子を持っていても、少量のエタノールで気持ち悪くなってしまう人でもアル中で久里浜に、という話を読んでびっくり。

ラットでの交配を繰り返すと確かに酒好きの遺伝子は存在するようだ。


A10神経から側坐核にドーパミンが放出されるメカニズムからいうと、酒を飲むことは努力なしに快楽を得ていること。たしかに曲がりなりにも運動をしているものとしては分かる気が。このへんが一番の TAKE AWAYかな、自分としては。

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第二にストレスからの飲酒。ノックアウトマウスのストレスを与えたら飲酒量が増えた話。

ストレス解消としての飲酒。ひとりで黙ってというのは最悪の方法。まだストレッサーから離れた仲間との飲みならプラスの効果がともある。


酒乱について
ハレとケ、という日本の文化というか体質も影響か。
飲酒量が多くても、イタリアのように、モラルを守っているところもある。人前で酔っ払うのは道徳的忌避の国も酒乱が少ないかと。


久里浜医師内での検証
「酒乱」遺伝子多型ADH2*2を持っていて、「下戸」遺伝子多型を持っていない人
6人にひとりくらい


覚えていないこと
カクテルパーティー記憶障害

未成年の飲酒について、飲んではいけない理由
妊娠中の胎児と同じく、シナプス形成時にそれが阻害される
もうひとつ思春期にシナプス形成が盛ん
交通事故が青年時の死因


A10神経のドーパミンを駆使して快感を得ている行動
1 食行動・性行動のような本能的行動
2 仕事や他の活動を介して他者や社会にに対して貢献する行動
3 ストレス解消や気分転換のための趣味的行動

3は生産的行動ではないが、飲酒はA10神経を直接刺激してしまう、極めてお手軽かつ人工的な快感を生み出す方法


最後に適正飲酒について
1 酒はできるだけゆっくりと味わいながら飲むこと。
2 ブラックアウトを起こす酒量を経験から割り出し、その酒量を超えないようにすること。
3 必ずつまみを食べながら飲むこと。
4 昼、夜とも飲まないこと(昼飲んだら夜は止める)夜は遅くとも12時には止めること。
5 仲間と外に出るときだけ飲むこと(一人では飲まないこと)。

まずは5番目を習慣化させることからか、家でのヒマな時の過ごし方を再構築する必要がある。


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2018年9月 6日 (木)

風間一輝の著作三冊を再読

と言っても再度感想文を書くわけでもなく、今回気がついた非文学なところをメモったのみ。


『男たちは北へ』
自転車で東京から青森に向かうグラフィックデザイナーと自衛隊クーデター計画に関わる文書を絡めたハードボイルドロードサスペンス、担任の手違いで入学した高校を退学して無銭旅をしている少年との友情も。

p109
嫌なことはしない。これが俺の生き方だ。この生き方は俺の生計に少なからぬやっかいな影を投げかけている。ただし、その分だけ自由でいられる。自由を売りたくなるほどの金を見たことがない。

p149
六時四〇分。出発。
女将がやさしい笑顔で見送ってくれた。きっとまた来ますなどと、できもしない約束を口走ることはできない。明日また逢う人間には嘘をついても、二度と再び逢えないかもしれぬ人にはどんな約束もできない。

風間作品を本棚から取り出してしまった勢いで、二番目に好きな『漂泊者』

読んだことある人は分かると思うんですが、ラストシーンが好きなんで。

教会に併設した福祉施設から盲目の少女が誘拐される。身代金の受け渡し方法がこの手の犯罪の一番カギになるのだが、バブル当時の横浜を象徴して不動産屋に駐車場を売るだけでいい、あとは不動産屋同士での転売で誘拐の元が取れるという巧妙なプロット。実際問題が解決するとさらにもうひとつバブル期を象徴するびっくりも組み込まれているのだが。ベイブリッジから横浜横須賀道路の狩場まで首都高を引っ張るとかそんな時代背景も影響してた。

p309
桐沢はシンプルな生き方をしている。
好きなように生きる。嫌いなことは絶対にしない。それができれば苦労しない、と物知り顔に言う人間が多いが、、そうした生き方に挑戦する人間は少ない。実生活では、好きなように生きるとよりは、少々の嫌いなことに耐えて生きる方がはるかに楽だからだろう。好きなように生きるよりも嫌いなことに耐えて生きる方が楽な理由は単純。収入が多い、という事実。それも確かにシンプルな考え方だが、シンプルな生き方はできなくなる場合が多いのではないだろうか。


ああ、ついでに『地図のない街』も読み返してしまいました。

前回読んだ時より土地勘が深まっているので興味深く読みました。
アル中の辛さは分かりませんが。


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2018年9月 5日 (水)

『上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白』を読んで

小田嶋さんの本です。

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日経BPのサイトで小田嶋さんのコラムは、一時期依存症ではないかと思われるほど読んでいましたが(笑)、サイトがスマホやタブレットフレンドリーなデザインになって足(PCで読んでたのでマウス?)が遠のいて、最近なんかのきっかけで本書について知りました。

著者が元アル中だったのは折に触れコラムに書いてあったので知っていましたが、読んでみてなかなか良かったです。


西原理恵子さんの亡くなった旦那さん鴨志田穣さん

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の著作とか結構読んでたし。たまたま NHKオンデマンドで西原さんが「最後の講義」をしているのを見ました。

『男たちは北へ』の作者風間一輝氏の『地図のない街』で山谷のアル中話は読んでて、もちろんご本人も筋金入りの依存症と思われ、えっと札幌の作家東直己さんのススキノの探偵シリーズの主人公も割と飲んでるな。大泉洋さんで映画化されてたし。あ、映画パッチアダムスも見たことが。そんなこんなで、なんとなく図書館で予約してみました。


アル中は否認の病、片足を突っ込むくらいだと疑心暗鬼でオレアル中かもとか思うらしい。

酒場の知り合いでお互いの私生活には踏み込まない。あの、うすーい感じの付き合い。わかるなあ。

アルコール飲むと自己肥大な人、特定の話題になるとこだわりが強すぎるひと、潔癖症、強迫神経症、はあぶないと。


青山正明『危ない薬』を引いて、依存物質があるんではなく、依存体質があるんだ、という仮説。チョコレートにだって、納豆にだって依存する、とのこと。なんか特定の行動で一回いい思いをしたり救われたりしちゃうと、それを脳はくりかえしちゃうのかもしれない。


アル中に怪我が多い件、小田嶋氏衣装ケースに小便の件。
飲んでて押し入れにした人の後始末をしたことがあるんで、あれはアル中だったんだなと再認識。


小田嶋さんは飲むと食べ物が美味しいとかいうタイプでないそうだ、私と逆。

ものの考え方だったり行動パターンだったりが二値的、つまりオール・オア・ナッシングの「白か黒か」に振れがちな人間に酒を渡すと、穏やかな飲み方というのか、具体的に言えば少しずつ呑んで適当なとこで切り上げる当たり前の飲み方ができないということは間違いなくあると思います。


批評眼、文章力の行、
ご自分でもおっしゃっていますが、ど根性礼賛の、精神論
酒に関連する話になると、私は、異様に倫理的な人間になってしまう。」とも


太宰治はともかく、檀一雄、開高健のアル中文豪にも触れている。


奥さんが探してきた、田中先生「本来私は、アル中は診ないんです」
どうやらあなたはインテリのようだからの行、

決意とか忍耐の問題ではなく、生活のプランニングを一からすべて組み替えるということで、

確かに自分もビール飲みながらアマゾンプライムであの映画見よう、とかこないだ借りた本読もうとか、趣味楽しみに酒があらかじめ組み込まれてる、そういったのを習慣にしちゃってるところが自分にもある。

早く家に帰った時にアルコール抜きでどう過ごすか、生活のプランニングを再構築しなければいけない、それがあなたはインテリだからにつながるんだなと。


アルコールやめたら野球は積極的に避けてたそうです。でサッカー観戦に。確かにサッカー観戦ではゴールの瞬間を逃さないために飲まなさそうだし、野球のダラダラさ加減は言わずもがな。このあいだはじめて東京ドームに行った時にいったい何杯飲んだのか覚えていない。球場にはいる前に立ち飲み、試合終了後も近くの店で飲みましたし(苦笑)
まさに英語で言うところのナショナルパスタイム


さっきの単純化じゃないけど、依存しがちな人間にはそういうものがあると
リンゴダイエットとか極端に走る、考えるのが嫌い、単純な指標を欲しがる人はたくさんいると。そういう人が依存症になりやすいと。

自分は自分自身が面倒くさいことをするのは大好き、世の中は混沌と思っているので、
でも計画とか苦手で場当たり的かも。

立案を嫌う人間が依存しやすい生き方。

宿題は夏休みの最期の方にやるタイプだったし、やばいはやばいかも


飲酒とはそもそも時間つぶし、というのがこの本からの一番の収穫かな。


昭和な年代は会社終わると飲んじゃうけど、若者はSNSやったりゲームやったり、それだけのこと。若者が飲まなくなったのではなく、彼らの時間つぶしの選択肢から外れてきただけことか。

最後の方でスマホ依存とかの話に持っていくのはいい展開だと思いました。



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2018年9月 3日 (月)

いとうせいこう著『「国境なき医師団」を見に行く』を読んで

きっかけはたぶんラジオで聞いたからだと思います。

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私は赤十字とか災害復興なんとか募金とかアドミニストレ−ションコストが高すぎとかくだらない理由をつけて寄付したことはありませんが、国境なき医師団には寄付金を送ったことがあります。それも読んだ理由かもしれません。


いとうせいこう氏は寄付を続けているだけでなく、この本の売り上げも国境なき医師団に寄付されるそうですが、すみませんワタシ図書館で予約してしまいました。人気の本とあって何ヶ月か経ってようやく読むことができました。


現場の医師に、どうして医師という(安定して収入もある)職業についたのに、国境なき医師団に参加したのですかと著者が質問したところをラジオの放送で言っていたのを覚えているのですが、

「逆です、国境なき医師団に加わるために医師になったのです」のような趣旨のことを言っていたのを記憶しています。

もう同じ人間として恥ずかしすぎます。


紛争地域に行かない間、日本人の医師の方ですとまだ給料のいいアルバイト的な勤務もあるでしょうが、看護士の方ですと日本にいる間経済的にどうされているのか気になります。雇う方からすると、紛争があれば任地に行きますという看護士の方をフルタイムで迎える度量のある病院も少ないと思いますし。


著者は最初ハイチ、その後ギリシャとかフィリピンを視察に回るのですが、現地のセキュリティ対策、医療スタッフだけでなくロジスティクスなどのプロジェクト関連のスタッフの重要性、現地でスタッフをバーンアウトさせない休息の取り方レクリエーションの過ごし方に加え、現地のスタッフのひとりが私たちは紛争地域に問題を解決に来たのではない、私たちは聖人でもないし酒も飲む的なことを言っていたのが印象に残りました。


もともとサイトで不定期連載されていた記事をまとめた本らしいのですが、本にまとめるなら構成を整えることもできたかなとも思いますが、まあ、いとうせいこう氏のとにかく予備知識無しで現地に行って見て感じたことを伝えるといった趣旨からいうと目的は十分に達しているかなと思います。


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『この手紙、とどけ!: 106歳の日本人教師が88歳の台湾人生徒と再会するまで』を読んで

前に読んだ潜入バイトの本の西谷格さんの著書。

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日本人元教師と教え子達の手紙のやり取り、ビデオ会議とかそれぞれもちろん感動なのですが、やはり自分は最初に古い住所で書かれ宛先不明の郵便物を、なんとか受取人を探し出して届けた台中の若い郵便局員、それを支援した上司ではないかと。毛筆で書かれた住所変更前の住所、封筒の分厚さから言って中に入ってるであろう手紙の重大性とかただならぬ雰囲気を感じてくれたんだなと。


最後の方でもその郵便局員の話が出てきますが、もちろん日本統治時代に良い事も悪い事もあった、とくに肯定的にはとらえていなような趣旨の事を言っていた気がしますが、でも台湾と日本の間には絆があります、と言っていました。

例の震災以降、「絆」という言葉はこの国ではチープ極まりないものになってしまったし、もともとの漢字の絆(ban4)では動物をつなぎ止めておく的なニュアンスしかないと記憶しているのですが、本当にこの若者はいいこと言うなあと思いました。


本省人と外省人、日本統治時代を経験した組と国共内戦後に海を渡って来た国民党組との気質の違い、軋轢、つまり、ここに出てくる日本統治時代を経験した本省人がそれを懐かしむような気持ちと、東山彰良さんの『流』にあったような元国民党の兵士が大陸に行って一旗揚げてやろうみたいなのが二三十年前にはあったそんな雰囲気を、その他もろもろを理解する上での肥やしになるかな。


最後に著者自身が、この再会のプロジェクトというか106歳の日本人先生と年老いた元生徒との物語を著作にするのに自分で良いのか葛藤を書いていましたが、それこそ著者が大陸で何年か体当たりで生活して会得したであろうご縁の考え方ではないか、著者に書かれるべくしてこの手紙が書かれ届けられたように思えます。


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2018年9月 2日 (日)

『偶然短歌』いなにわ・せきしろ著を読んで

まあ、これもNHK第一ラジオ「すっぴん!」で高橋源一郎さんが紹介してたからです。


いなにわさんがプログラムを書いてWikipedia から偶然短歌を抽出して、せきしろさんが約5,000首のなかから100首「選歌」して文章を書いたとある。


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感想

ひと言 おもしろい!


やっぱりど初っ端のモロカン派の歌

アルメニア、アゼルバイジャン、ウクライナ、
  中央アジア、そしてシベリア


内職商法

さまざまな難癖をつけ買い取りを
  渋るところが大半である


雁風呂、津軽の風習、知りませんでした。偶然だけど立派に短歌だと思います。誦じてしまいそう。

旅立ちの季節も終わりもう雁が
  来なくなっても海岸にまだ


パブも面白い

むしろただひたすら酒を消費する
  場に変質し、いわば効率


水先人

港では他船がいない状況は
  そう望めず、また風も吹く


三方駅の歌

西側にあったホームは撤去され、
  花壇に花が植えられている

Wikipedia 見てみたら、編集されてる!
「西側にあったホームは撤去され、花壇になっている」と!いい歌だったのに。

花を植える人がいなくなっちゃったのかな。逆にそういう状況になったのだとしたら、wiki のコミュニティの能力はスゴイ。


リシャルト・カプシチンスキ」力強い!

泣き言や空想ばかり書いている
  ジャーナリストの連中が何

Wiki によれば、20世紀の最も偉大なジャーナリスト、現代ジャーナリズムの巨人とある。
失礼ながら存じ上げませんでした。とりあえず図書館にあった文学全集を予約しました。


下の短歌は高橋源一郎さんも放送で取り上げていたが、深い。

「ケータイ小説家の愛」

小説を書き始めるが、そのことで、
  大切なものを失っていく

「ピース オブ ケイク」

性格の不一致などの問題を
  抱えながらも、流されるまま


子供の頃とか俳句短歌なんて情報が少なくてよく分からんし面白くもないと思っていましたが、いい加減歳をとったら自由に想像の世界を広げてくれる感じがやっと分かってきた気がします。

せきしろさんも書いていますが偶然短歌のおかげで知識を広げることができました。津軽の雁風呂の風習や、20世紀ジャーナリズムの巨人リシャルト・カプシチンスキについて知ることができました。


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2018年9月 1日 (土)

『コンビニ外国人』(新潮社)芹沢健介著を読んで

ここ数年でも、自分が広州から帰って来てからでも、都内のコンビニの外国人バイトの人たちの出身国が変わってきたなあと思っていたし、なんか伊藤洋一さんがラジオNIKKEIでやっている番組でも本か話題に触れられたので読んでみました。

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=== 以下メモ書き ===

在留外国人約247万人、人口の1.9%、半数が半島と大陸でも約半分のいろんな国が増えてる。ベトナム、ネパール等。最初のグループは日本人の高齢化と同じく、どんどん高齢化して自然減少しているし、ベトナムなどの「ニューカマー」にコンビニでお会いする機会が多くなっているのも納得。


この国の移民の定義、国連と異なる。日本は独自で入国時点で永住権を持って来た人云々と書いてあり、国連では1年以上定住した人とある。そんな数え方したら日本の移民の人数なんてものすごく少数だと思う。移民という言葉に対するアレルギーから、この国の政府は種々な方法で労働力を確保する方法を設けているんだなと。

移民を描いた映画、ベトナムと沖縄制作した『遠く離れた同じ空の下で』
機会があったら探してみてみよう。

同じくドイツ映画『おじいちゃんの里帰り』
トルコ人の移民一世と三世の話、こっちはAmazon Video にありました、有料ですが。


この国の欺瞞的な「移民政策」やドイツへのトルコ人の移民の映画の話のあとでは、このスイスのマックス・フリッシュの言葉がぴったりきた。

  「労働力を呼んだら、来たのは人間であった」

蓋し名言


日本語学校は法務省が認可、文科省もからむけど。高い授業料もビザ代の一部か。


公立日本語学校は日本に一校北海道東川町、何千人の人口規模の自治体なのに、日本語を勉強して各国に帰った卒業生が現地窓口をしてまた新たな留学生を送り出しているそうだ。


高田馬場のバインミー屋、よようかと思ったけど、ベトナム人兄弟起業

起業できるビザの種別に変更するのが大変

TBIホールディングス
ネパール留学生が起業

外国人の定住を積極的にすすめてきた自治体の担当者の言葉。

改革をするには、「よそ者、若者、ばか者」が必要と。


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2018年8月21日 (火)

『男のチャーハン道』土屋敦著を読んで

土屋さんの『男のハンバーグ道』は買って実践しましたし、果てにはミンサー珠洲珪藻土切り出し七輪まで買ってしまいました


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が、ロカボ的なことをやり始めてから、家でごはん炊かないし、トレーニング後に糖質をぶっこむためにカレーとか作ってもパックのご飯なんで済ませてなかなかチャーハンを作る機会はないかなあ。でもちゃんとした鉄鍋欲しい。本書の中でも触れられてました周富徳監修の片手中華鍋持ってたし。


キモは卵の白身の水分がイケてない原因だったと。黄身を多くして脂肪分を多くしてからめるのがいいんだなと。


=== 後日談 ===

秋に向けて体重を減らすだの言っていても本を読んだらチャーハンが食べたくなってしまい、

美味しんぼのように気弱な料理人か分からないけど、とにかく現地の人がやっている中華料理店へ

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チャーハンがべちゃべちゃだからといって山岡士郎に人間性まで否定されてしまうものどうかと思うが、ミックスベジタブルはもうそれ以前の問題。日本人がこういうのを好きだと思われているんだろうか。もちろんベチャベチャ。


反動で、翌日1,000円のチャーハンを食べてしまいました。パラパラ。

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また後日、別の近所の店で卵チャーハン580円

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