2018年12月25日 (火)

『NORTH北へ-アパラチアン・トレイルを踏破』を読んで

クリストファー・マクルーガルの『Born to Run』や本人スコット・ジュレクの『EAT&RUN 100マイル』は読んでいたので。


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最初読み始めて、著者はかなり酷いダメージを負ったので、アパラチアントレイルの最速記録はおろか完走すらできないのでではないかと思いましたが、

そこはこうして出版しているだけあって、ちゃんとオチはあります。


内容としては時系列でスタート前からスタートして辿ったトレイル順に書き進むのですが、なかなか最初は読み進められなくて。

途中というか終わりの方、もしかしたら記録更新できるかなと色々昔からの友人がサポーターとしてやって来て、というあたりからちょっと中身に引き込まれたかもといった感じでしょうか。


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2018年12月18日 (火)

"Running with the Kenyans"を読んで

同じ著者の後の著作「駅伝マン 日本補走ったイギリス人」を読んだので。


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当時のエントリーもこっちのRunning with the Kenyansの方を読みたいと書いてた。こっちの本は翻訳本が出ていなくて。

ただ読んでみて、この本を下敷きにした日本テレビ局が作った番組が Youtube に転がっている気がします。登場人物の名前が聞き覚えあるような。


キャンプに行って話を聞いたり、

教育のこと、short-term goal に流されがちなこと、一度成功すると親戚一同にあてにされる等々。

休養の重要性、ケニアでは練習して食べて寝るだけ。昼間はなにもしない。

後の著作の駅伝マンの時もそうですが、著者は体当たりでランニングキャンプの朝練とか参加してすごいなと。


でも、Brother Colmとか Canova氏とかのインタビュー部分はごくわずかで、日常生活、登場人物とのやりとり、朝トレーニングに出かける記述など冗長な気がする。読んでて入り込めない感じ。英語が母語じゃないからダルく感じてしまう。

カレンジン族のドミナンスについても、牛泥棒(cattle rustler)の習慣にしても目新しくないかな。ヤニス・ピツラディン博士の話をそんな詳しく解説してるわけでもないし。

まあ結局秘訣や秘密めいたものはなくて敢えてひとつに絞れば、筆者とピツラディン氏の会話にあった、desire to scucced に集約されるのかな。


最後の方の、筆者のチームがケニアのマラソン大会に出場する話と、その中のひとりがヨーロッパでの大会に出る話が緊張感やスピード感があって良かったが、他の部分がどうしても冗長に感じてしまう。


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2018年12月11日 (火)

『99%の人が速くなる走り方 』(ちくまプリマー新書)を読んで

最近図書館の蔵書を「ランニング」とか「マラソン」で検索してないなーと思い、何ヶ月か前に検索したのですが、


まあタイトルからして胡散臭い。(苦笑)

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高校生以上で50m走が速くことを想定って、、小中学生がターゲットなら50m走もありだと思うんですが。。。

筆者の主観による部活時代の話とか聞きたくないし。。。中学生自身か親御さんが読みたいんだったら読めば、といった感じですかね。

文体というか、語りかけ口調から平易に読めるという印象を生徒に与えるかもしれませんが、術語が難しくてもちゃんとした陸上の本を読んだ方がいいと思う。要らんお世話ですが。


球技のプロの選手が走れない話とか、事実かもしれないけど誰が読みたいんだろう。

その場でトントンエクセサイズとか、ヒザを上げる意識を否定したり間違ったことは言っていないのだけれど。

敢えて言えば、野球とかやってる生徒がすごく打てるのにベースランニングが下手とか、そういう時に読む本?


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2018年12月10日 (月)

『42.195kmの必勝攻略法 (エイムック 3840)』を読んで

図書館の検索に引っかかったので借りてみました。


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最初めくった時の感想、モデル(男)のフォーム(遊脚がピンと伸びてて思いっきりヒールストライク)がイケてない。

いきなり最初のページで、無理してたくさん距離(25-30km)を走ってはいけない(それは正論なのですが)から始まり、

大会前の調整、自律神経云々とか、

で記録の出やすい大会をえらびましょう、とか章立てが意味不明。


なんちゃってフォアフットを批判して、真下に着地しましょうとか、
アウトソールで(結果的に)着地とか、いちおう正しいことは行っているのに、

最初の男性と女性のモデルはイケてない。真ん中の方に出てくるモデルさんはまとも。


マラソンの大会の前に読む本という位置付けなのかな、まあ総花的というか初マラソンの前に読んだら間違いなく混乱しそうな内容でした。

42km走ったことある人は読まなくていいと思うし、初めての人はもっとまともな本があるんじゃないかな。



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2018年11月18日 (日)

『極限力-Beyond Self』を読んで

なんか図書館の蔵書を検索したら引っかかったので。


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そういえば、NHKオンデマンドでフランス領のレユニオン島での山岳レースやってて見ました。

長い距離のレースって、疲労もそうですが睡魔との戦いが大変そう。

そうそう、NHKでこの間やっていた、日本海から太平洋まで縦断するレースに4連勝して、今年は無補給で完走された消防士さんの望月さんの話も出ていました。

ただ人数が多すぎて、それぞれのストーリーが似ていたり掘り下げが足りないように思えたり。

最後に日本のトレランレースの年表みたいな記述があるので興味のある人にはいいかもしれない。



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2018年11月11日 (日)

『金哲彦のマラソンメンタル強化メソッド (PERFECT LESSON BOOK) 』を読んで

図書館で検索かけて引っかかったので読んでみました。

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が、ある程度経験を積んだランナーは読まなくてもいいかなと。


経験を積むと苦しい時期に適切に対処できるとか、ポジティブに考えるとか、14/28/42km で分割とか、セロトニン云々とか目新しいことはありません。

このグーグルの中の人の本以外にも、マインドフルネスの本でも読んだ方がよほど役に立つと思います。



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2018年11月 8日 (木)

『14歳からの生命論』長沼毅著を読んで

どうして借りる気になったのか思い出せないのですが、とにかく読みました。


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ビッグバンから始まって、メンデレーエフの周期表の水兵リーベ僕の船。。。のH、He、Li, Beのあたりが最初のビッグバン、次が恒星ができるときに、下の方はまた次の段階の恒星といった具合にできていたのとは。このへん。

そこから水 H2Oという奇跡の溶媒、Hの角度が120度で凍るとなぜか体積が増えるという、

このへんまでは面白かったが、マンガ?アニメ?のたとえがよくわからないて、生命の誕生からヒトとかそのへんはあまり楽しめなかった。



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2018年10月 8日 (月)

『知られざる皇室外交』西川恵著を読んで

Twitterで誰かが薦めていたか忘れましたが、そんなきっかけで図書館にだいぶ前に予約入れました。
平成が終わる前に読んでおいてよかったです。

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「だれに対しても最高のもてなしを」ワインの話。政治から切り離されているという建前だから、国によってワインに差をつけるわけにいかないというのはわかる。迎賓館とかのワインセラーはどうなっているんだろう。


どっかで書いたけど、日本が独立して最初に来てくれた国賓は、エチオピアのハイレ・セラシエ皇帝、次にイランのパーレビ国王、そのあとインドネシアのプラサド大統領。この頃からしらばく陛下は国賓を羽田空港までお迎えい行かれていたそうだ。

晩餐会やるだけでも大変だな。白に関しては事情もありそうだけど、赤は国に分け隔てなく常に五大シャトーのものを出してる。すごい。

メニューの簡略化を受けて、スープを出しているのは今では日本だけ。なぜフランス料理、和食でない?鹿鳴館時代の劣等感からとあるが。


フランスのミッテラン大統領との交流についての話も心を打つけど、オランダとの話も感慨深い。

イギリスとの関係も王室と皇室は良好な関係的な通り一遍なマスコミの報道に惑わされていたが、エリザベス女王の戴冠式から45年後に訪英された陛下のご苦労と周りの外交努力を見逃してはいけない。


2015年パラオご訪問について
自分もその後パラオに行ったんですが、ご訪問について現地の方々がどう考えたか、そこまで現地の人と話をする機会がなかったです。

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2018年9月26日 (水)

『小田嶋隆のコラム道』を読んで

はい、前回の『上を向いてアルコール』を読んだ流れです。


デニーズで昼ごはんを食べながら、一気に読みました。

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著作の最後の方で、小田島さんと内田樹さんの対談中に、三島由紀夫を引いて時間をかけて書いた文章は短い時間で読める的なことを言っていたので、小田嶋氏もきっと悩んで推敲を重ねて書かれたコラムの集まりなのであろう。笑

新聞記事のように媒体、メディア、入れ物、船みたいなものがすでに出来上がったものは、文章を文章たらしめる形にする作業が求められるけど、

コラムとかコラムに限らず自分を「私」という主語にして書く文章は、後半の文章を文章たらしめる技術よりは、船を港から出すことの方が重要なんだなと。


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