2018年2月16日 (金)

『ランニングのかがく(図解スポーツサイエンス) 』を読んで

「かがく」がひらがななのが引っかかり、子供向けの本かと思いましたが、


Img_2554

ランニングを始め1、2年経って、著者の成功体験だけに基づいたドグマティックな本に飽き飽きした人にはおすすめかも。そういう本ってメニューがただ載っていたり根性論だったりして、生化学やバイオメカニクス的な話をしてくれないから。

こちらに書いてある内容は、細切れでいろんなところから情報を私は取ってしまったので新鮮味がないのですが、10年前に読みたかったかもしれません。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

『4泳法がもっと楽に! 速く! 泳げるようになる水泳体幹トレーニング』

を借りてパラパラ読みました。

Img_2555


スイムに陸上トレーニングはある程度有効だろうけど面倒臭いなあと思っていまして。


週末ひさしぶりに泳いでカラダのゆがみが助長された気がすると書いたのですが、

「クロールは体のアンバランスがもっとも生じやすい泳法なのです。(中略) 体に左右差があったとしても、呼吸する側を変えるなどの工夫でどうにでも調整できてしまうからかもしれません。」とありました。

↑↑↑ たぶん自分はこの状態。10年前は右呼吸しかできなかった。


だたし、自分ではどこがどういう原因でアンバランスなのかわからない。よって補強の体幹トレーニングをしようにもどのメニューで左右どちらを強化すればよいのかわからない。うーむ。。。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年2月14日 (水)

『魂のゆくえ アースマラソン766Days』間寛平(著)を読んで

寛平ちゃんの本、「マラソン」で図書館の蔵書を検索したら引っかかり読んでみました。


Img_2542

当時の同時進行的なブログは見ていなかったのですが、それらのエントリーを集めたような本です。

走っていい人に出会って、走ってお酒飲んで、走って故障して、走ってマスコミ向けのお仕事してと言った感じ。

やはり途中で前立腺のPSA値が上がってがん治療の行が引き込まれます。島田紳助氏が言っているように、アースマラソンやってなかったら自分の状態に気を使わずに健康診断も受けないし、日本で通常のお笑いの仕事をしていたらがんが見つかったとしても寛平ちゃんの性格からして周りに黙っていてカリフォルニアで受けたような治療もうけなかったんじゃないかな。

カリフォルニアの病院の先生も、寛平ちゃんの前のマネージャーのヨットの趣味ので偶然つながったらしく、人力で世界一周しようと思わなければ出会わなかったかもしれないなーと。人間なにがきっかけになるかわからない。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年2月 6日 (火)

『みんなの新ストレッチ』山坂元一著、実際にやってみた

手軽なテニスボールを使ったり使わない手法で、筋膜リリースとストレッチングをモデルさんの写真と患部の図を使って分かりやすく説明している。

Img_2397


テニスボールがなかったので100均でストレッチボールを買って、本を見ながらひと通りやってみた。イイ!

Img_2398


これまで読んだ本だと、どこそこ筋を伸ばしましょう!とあって写真があっても、そのターゲットの筋肉にきちんと到達するかどうか、本人の問題もあろうが、曖昧だった。

この本が説明の仕方が良かったのか、今日はいろんなところが疲労で張っていたので効果を感じたのか、とにかく分かりやすくターゲットの筋肉を伸ばすことができた。手元に一冊置いておきたい本。


↓↓↓下の本より「みんなの」の方がいい、やっぱり手の届かない所があるしテニスボール使った方が便利

前に読んだんですが、「さする伸ばす」で痛みを解消! 筋膜ストレッチ』

Img_2385



| | コメント (0) | トラックバック (0)

『ロードバイクの作法 やってはいけない64の教え 』(SB新書)を読んで

竹谷さんの本

Img_2395


ペダリングについて、回す意識は捨てて3時から0時までは脱力とおっしゃってます。12時から1時半の間にペダルにカラダをあずけると。
体重を生かして左右の足の交互に乗り換えてずんずん踏んでいく感じには全然できていないなあと反省。

自分のペダリングについて、斜め方向に踏んでいることによって全ての力がチェーンを引っ張る方向に生かされていないかもしれない。クランクをたわませたり、BBを横方向に押したり余分なことに使われているかもしれない。

ダンシングをすると明らかに斜め方向に踏み込んでいることは分かるのですが、こんど一定速度で自分のペダリングを観察してみよう。


初心者の方を対象としているのでブレーキングの時の重心はこうこう的な項目があり、ある程度バイクに乗れる人は

別の本、バイシクルトレーニングブック(2011年)を読んだ方がいいんですかね。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

『スポーツ栄養学 科学の基礎から「なぜ?」にこたえる』寺田新著 東京大学出版会

を読んだんですけど、以下メモ書き。


p87
運動後のグリコーゲン回復
「糖質に加えてたんぱく質(0.4g/kg/時間)を同時に摂取することで、糖質量を減らしても(0.8g/kg/時)、糖質を大量(1.2g/kg/時)に摂取した場合と同じくらいに運動後の筋グリコーゲンが回復することが報告されている」


p97
「Sleep-Low法」

Img_2393


p173
「いわゆる「高脂質食」を長期間摂取することでも、骨格筋のミトコンドリアが増加することが知られている。ただしパフォーマンスへの改善にはつながっていないようである」
体重の増加、交感神経活動の亢進、解糖系酵素の抑制などが理由として考えられる。
ケトン食の長時間競技への貢献?については、エビデンス不足と。


p182
「牛乳は、糖質の含有量はそれほど多くないものの、消化管ホルモンの分泌を刺激するたんぱく質と乳化された脂質(乳脂)をバランスよく含んでいる。したがって、糖質に加えて牛乳を同時に摂取することで、消化管ホルモンおよびインスリンの分泌が刺激され、筋グリコーゲンの回復が促進される可能性が高いと考えられる」

そういえば、ケニアのランニングキャンプの動画を見るとトレーニング後にミルクディーを美味しそうに飲んでますもんね。


p211
スポーツドリンクに含まれる糖質
「マルチトランスポーター法」
グルコースとフルクトースの混合割合は2対1
スクロース(蔗糖)をフルクトースの供給源として代用しても同じ効果が得られる。


p213
糖質飲料で口をすすぐ ー マウスリンス
ドーパミン放出、「中枢性疲労」の低減



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年2月 5日 (月)

"Born to Run" クリストファー・マクドゥーガル著を読んで

こちらの記事にあるようにナイキのヴェイパー4がマラソン界を席巻しているなかで、なぜかこの訳本を手に取ってしまったのは偶然か。

Img_2381

=== 感想 ===
メキシコのタラウマラ族やアフリカのブッシュマンがなにか超人的な能力を備えているとかそういうことではなくて、われわれ人類は二足歩行を選んだ段階から走ったから種として生き延びてきた、走るという行為は極めて自然ということ。

最初の何十ページは読み進むのが苦痛で何日かかかったが、ナイキのシューズの話が出てくるあたりから面白くて、過剰なプロテクションを備えたシューズを批判しベアフット信仰を広めた書として言う人がいるが、そうではなくてもっと根源的なわれわれヒトとはどこから来てどこへ行くのか、なぜ走るのかそういった事を考えさせてくれる本だと思う。


=== 以下メモ書き ===

登場人物とか頭の中で整理しないとよく分からない。


「もし本気でララムリを理解したいなら、95歳の男が山を越えて40キロの道のりを歩いてきた場に居合わせたらよかったんだ。どうしてその老人はそんなことをができたかわかるか?誰からもできないとは言われなかったからだ。老人ホームで死んだほうがいいと言うものはいなかった。人は自分の期待に沿って生きるんだ。」


タラウマラ族の走る事への愛。
ザトペックも走る事を愛していた。いとも簡単に自身の一万メートルの金メダルを自分の記録を塗り替えた、でもメキシコオリンピックでは高山病でメダルが取れなかったクラークにあげてしまった、優しい心の持ち主。
「ザトペック走法」とかインターバルトレーニングの元祖というくらいでしか知らなかったのですが、プラハの春のあと旧ソ連の意向にそうスポーツ大臣を断ってウラン鉱山でトイレ掃除をさせられていたとは。


中盤を過ぎて、スコット・ジュレクらを連れてメキシコにレースに行くくだりで、ベアフット・テッドの登場により、シューズメーカー(ナイキ)への攻撃が始まる。

プロネーションについての説明、東アフリカの選手の接地と同じく足の外側から接地。


ナイキの創始者のひとりバウワーマンは一度ニュージーランドに行き、リディアードに会ってるんだ。その後有名なワッフル焼き機を使ってシューズを作りだした話へつながるわけだ。
踵にゴムをつけヒールストライクして若干でもストライドを伸ばそうとしてジョギングシューズを作った?

プロネーション・スピネーションが悪い、ニュートラルに、それをシューズで補正する、などと言った話は、自分が走り始めた10年前でもまだしていたような気がする。

メーカーはクッション性がなくなるから交換しなさいと言うが、くたくたのシューズの方がバランスが取りにくくていいかもしれない。不整地で最後まで使おう。

スコット・ジュレクのナチュラルな食物の話。肉を除くかどうかは別にして、自然な食べ物が身体の回復やパフォーマンスを助けてくれる。

ピッチはやはり毎分180。ケン・ミアク曰く「ケニア人の足の運びがとてつもなく速い」「早く、軽やかな脚の収縮は、大きくて強引な収縮より経済的です」
素足ランからの坂の反復、着地を足の筋肉に教えさせる。

二本の足で立って走る人間の頭をどうやって安定させるか。豚には項靱帯がない。アキレス腱がある動物も限られている。チンパンジーは臀筋が人間にように発達していない。


ホモエレクトゥスの出現が200万年前、弓矢が2万年前、槍の穂先が20年前だとすると、その間人間はどうやって狩猟していたのか? 
タラウマラ族が鹿が蹄が剥がれるまで追い詰めて仕留める話というのも納得いくかもしれない。

レイヨウ(アンテロープ)を死ぬまで走らせる。

カラハリ砂漠のブッシュマンを追い求める。ルイス『追跡の技術=科学の起源 (The Airt of Tracking: The Origin of Science)』

19歳で振り出し、27歳でピークを迎えた走力は64歳で振り出しにもどる。ニューヨークマラソンの統計から。

人は年をとるから走るのをやめるのではない、とディップシーの鬼はいつも言っていた。走るのをやめるから年をとるのだ...


スコット・ジュレクが遅い筆者のところまで下がってきたことについて、
「コーチのジョー・ヴィヒルが性格について感じたもの、ブランデル博士が人類学上のモデルを使って推測したもの、それをスコットは生涯を通じて実現していたのだ。人が競争するのは相手を打ちのめすというわけではない。いっしょにすごすためだ。」

=== 追記 ===
Youtubeで童顔を発見


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年2月 3日 (土)

『1日10分も走れなかった私がフルマラソンで3時間を切るためにしたこと』を読んで

鈴木莉紗 (著) カンゼン

Img_2379

前書きで監修者というかコーチが、マラソンを完走するための本ではなく早く走るための本と。途中のメニューのペースとか3時間で走る前提で一種類だけ示されてる。


最初の方ポイント1でフォームに触れて、ポイント2で早くもスピード練の翌日または翌々日に距離を走るのを推奨。いわゆるセット練、back-to-backの考え。岩本能史氏の本にもあったな。

そのあと監修者がフォームに関するQ&Aに答えてますが、肩甲骨を寄せろとか骨盤前傾とか同意できないところもある。


「タイムや距離に忠実に、最後までやり抜く」とか筆者が故障もなくやってこられてた証左か??

著者がそれなりに成功を収めてそれまでの軌跡を記したいというのは分かるが、それを超えたメッセージや、読者にとってはメニュー構成以外には得るところはないと思う。女性が読むとまた視点が違うのかもしれない。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年2月 1日 (木)

『小出ランニングアカデミー』東京新聞を読んで

小出監督本の感想文を前回に続き連投。

Img_2374

小出監督が喋ったことを聞き取った前作ではないが、考え方や挿話は一貫している。かといって、小出監督が酒を飲みながら語ったような口調ではなく、佐倉アスリートクラブのコーチの方がメニューとか進め方とか書き下したとお見受けし読みやすい。


初心者編、中級者編<サブ4>、上級者編<サブ3>、実践編と分かれていて、予想していたより実用的。


ある程度走れるようになったら、200m-400mレストのインターバルをやってみようと書いてあり実用的。やっとかないと、早く走れるようにならないのはもちろん、フォームも身に付かないし。

中級編

なんちゃってスピード練習と称してジョグやLSDの途中に流し・ウィンドスプリントを入れていくことを勧めている。もちろんインターバルトレーニングについてもページを割いている。

中級程度だと、400mx10とかやるより、20キロ走の最後5キロを上げたり、45分走の最後15分だけ上げるとかの方が効果的だと言っている。登り、下り、クロスカントリートレーニングの有用性は言わずもがな。


上級者編

まず意識改革、どれだけ目標に対して自分を dedicate できるか。
朝練の勧め(<--コレめちゃくちゃ苦手)、そこから慣れたら二部練の勧め。

スピード練習は大切ではあるものの、10週間計画の最初では2~3時間のLSDをできるようにと。
中盤で走り込みをして、ビルドアップと言っても、順番に上げていくのではなく、30キロ走の最後5キロとか、40キロ走の10キロをレースペースに上げたりすることを提唱している。

そして終盤に、400mなり1,000mなりインターバルを、つなぎジョグは完全に心拍数を落としてしまうのではなく、「そこそこ」に保つことが重要。上級者になるとレストの時間を短くして強度を上げていくのと同じ考えかと。
休養の重要性について、他の本でもよく書いてありますが「セット練」の有効性。


実践編

スタート前、ストレッチでなく部分マッサージ、リンパのあるあたりをさする、脇のあたりをぐりぐりして血の巡りをよくする。寒い日は、捨てられるポンチョ以外に頸動脈やリンパを使い捨てカイロで温める。

レース後のケアのところで、ふたたび朝練の効用を説いている。マメ対策や坐骨神経痛についても書いてあって有用。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『マラソンでたらめ理論』ベースボールマガジン社を読んで

小出監督の本です。1998年の本でもう20年近く前なんですね。

Img_2373


=== とりあえず引っかかった所のメモ ===

スポンジ底とゴム底のシューズ、前者は滑りにくくショックを吸収するが、タイム的にゴム底。

「3時間で走ったランナーは、3時間で走る練習をし、3時間で走る練習しかできかなったといえます」と。

一般ランナーはスピード練習をしていないか、頻度が足りないと。
15-25kmの短めのペース走で押していくのも勧めてた。


=== 感想 ===

(例えば)3時間で走るための練習メニューを決めて、それに挑戦する、インターバルの回数ができなくても、ペース走でそのスピードでは途中で失速してしまっても、そういう練習をしてみるとか。ケニア人の考え方に近いかも。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧