2017年12月11日 (月)

高橋康典著『マイスターのドイツビール案内』をあとから読んで

ドイツミュンヘンから帰ってから読みました。順序が逆。

ドイツに単身乗り込んで、語学学校から始まってマイスター取得まで、すごいな。

ドイツビールの各種の違い、上面発酵・下面発酵と小麦の含有の有無、それに対するドイツビール純粋令による制限、がよくわかった。

高橋氏は現在どこの醸造所でマイスターとしてビールを作られているのかわかりませんが、ビールに対する愛や真面目な取り組み方が感じられました。一度、氏のビールを飲んでみたいと思いました。


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『息子と狩猟に』服部文祥を読んで

以前にサバイバル登山に関する著作を読んでいたので、特にスゴイストーリー展開に驚くとか、そういうことはなかったかも。

このミステリー(?)を通して、氏の生命観を再確認したと言った感じでしょうか。


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2017年11月 3日 (金)

木谷美咲著『官能植物』を読んで

またまた午前中、NHKのすっぴんを聞いていたら、ゲストで出演されていて面白そうだと思ったので。

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第1章から最初の方は形状とか生態を官能にからめて、それが男性女性に似ているはもちろん、両性具備から別れた半分を探す云々ギリシャ神話にもとづき説明というか辿っているところは適当に読み飛ばして、

第4章の利用の所が面白かった。あ、もちろん写真が綺麗でした。やっぱり、香りとか効能に関するところでスピードをゆるめて読みました。


ジャスミン茶好きなんですが、ジャスミンの香りにも微量のインドールが入っているそうで。インドールと聞くとスカトールの親戚みたいで、どちらも便の臭いの元なのに不思議ですね。

カカオ豆、チョコレートで血行良くなるのはそうですが、亜鉛も入ってるんですって。古代から強壮剤だったとか。

香菜も好きで食べるんですが、催淫効果もあるそうで。昨日OKストアで一束98円だったんで食べました。
ベルギービールにコリアンダーシードが入っているのもそういう理由かもしれません。(笑)

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2017年11月 2日 (木)

『アウトローを生きる』

梁石日さんと青木雄二さんの著書、2001年の本で16年前とずいぶん前なのですが、

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いま読んでも当てはまることが多くてびっくりしました。


梁石日氏と宮崎学氏の対談の本も借りてまだ読んでいないんですが、こっちはもっとアウトローっぽそう(笑)


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2017年10月 6日 (金)

『増補 サバイバル!』服部文祥

NHK第一ラジオの朝の番組『すっぴん!』にゲストで出演されていたので、最新の小説は図書館で予約したのですが、すぐには読めないので、こちらを読んでみました。

日本海側から上高地に抜けるのに、山で山菜を採ったり沢で岩魚を釣ったりするサバイバルな面より、山に「ゲスト」として来ている普通の登山客とのやり取りをいかに避けるか、やり過ごすかに苦心されていた、自分のやり方を貫くことの難しさの方が印象に残った。


道具は「なくして気にならない範囲で最良の物」を選び、あまり愛着を持たないほうがいい。命より大事な道具は存在しない。頭の痛い話です。


登山のリスクについての考え方は、究極的なリバタリアンだと思う。あえて危険なことをしに行く自由、究極的には好き勝手に死ぬ自由。

自然界にはいって、死んでしまえば動物の食料になるわけで、この意味では人間という動物は他の動物について対等、究極のリベラリズムだと思った。また鳥葬、チベット仏教の世界観についても思った。


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2017年10月 3日 (火)

陳健民『さすらいの麻婆豆腐』

そもそも陳健民さんって四川人じゃないんだ、湖南省出身(原籍)なんですって。末っ子で小さい頃父親が無くなって、母親と四川の宜賓に移ったそうです。

口述筆記で書かれた本かどうかわかりませんが、健民さんの口調が人情味があって面白いです。

宜賓で見習いをしていたところから、雲南で鴉片とか栽培しちゃったり、無一文になって武漢、上海と長江を下って、台湾、上海と来て、最後に日本にやって来たお話とか知らなかったし面白かったです。そのへんが「さすらいの」なんでしょうね。アッチの人は健民さんだけに限りませんが、向上心というか山っ気が強い人だったのでしょうか。

後半は日本で料理学校を開いたり、四川飯店の紆余曲折なんですが、健民さんにとっては我が子のようなもんでしょうから、経営的に成功失敗、いろいろ思い入れがあるのでしょう。


麻婆豆腐にしても、麻を弱めに日本人向けにアレンジしたり、白雲肉(豚バラゆでたやつ)とか四川では下に野菜なんか敷いてないんだけど、健民さん、ワタシ少しうそつきました、みたいなことを言っていて人柄がにじみ出てるなと。

四川省が国民党最後の砦であったのは、天然の地形と天府之国と呼ばれ豊富に作物が穫れたのもありますが、日本人が来なかったので、東北の餃子と違って戦後すぐ日本に紹介されることなく、健民さん達の来日を待たなければいけなかったんですね。


マグロとか煮干しのダシとか苦手、でも納豆は好きなんですって。豆板醤を入れて醤油をたらしてネギをちらして。
実際にやってみましたが、キムチと混ぜて食べるより豆板醤の方が好きかも。

四川料理の宴会料理は辛くなくて、冷盆がスゴイ(野菜やハム類が鳳凰のように盛られたり)とあったんですが、大人数で四川料理を食べた事がなく、一度見てみたい味わってみたいと思いました。

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2017年10月 2日 (月)

飛行機の(乗り方)(ある暮らし)

どこで知ったのか忘れましたが、パラダイス山元氏の著作を借りて読んでみました。

別にマイル稼ぎとか旅の裏技を期待していたわけではありませんが、面白くなかったです。

ふぁいぶすたーえあらいん えーえぬえー が大好きな人にはウケるかもしれません。

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国内タッチが主戦場だとしても、飛行回数を重ねる中でどっかの国で面白い体験してきたお話が読ませてもらえるのかと思ったら、そんなこともなく。期待外れでした。


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2017年7月21日 (金)

『「怒り」のマネジメント術』を読んで

図書館で『<実践>自分の小さな「箱」から脱出する方法』 原題'Leadership and Self-Deception: Getting Out of the Box' を読もうと思って行ったんですが、読み始めて、理屈としては合っている、なんか理屈っぽい、枠を作って売らんかなみたいな感じがしたので、さらーっと読んで


書架に『「怒り」のマネジメント術』 安藤俊介 (2011, 朝日新聞出版)

という本を見つけ手に取ってみました。

と言うのは、海の日の連休に出かけていた時に、自分では自分のことをそんなに怒りっぽいとは思っていないのですが、飛行機の機内やイミグレーションの列に並んでいるときに、他人に対してつい声に出して苛立ちを露わにしてしまい、反省の意味も込めて読んでみました。

だって、小太りの男二人でタイ旅行の奴らが、ただでさえ脇腹とか肘がはみ出してきて鬱陶しいのに、B席の奴がトイレに立って帰ってきて座って1、2分でA席の奴がトイレって、さすがに声に出して「まとめて行っとけや!」と言ってしまった。

最近BKKのイミグレは出国も時間かかるし、やっと前のカップルの順番になったら出国カードは持っているものの記入していなくて、ブースで書き始めて、「そんなもん予め書いとけや!」と声が出てしまった。心が狭いなー。


まあ、特に理由を探さなくても、日常生活でコンビニのとろい客とかエレベーターですぐ「閉」ボタン押さないヤツ、人混みでぶつかって詫びもしないヤツとか、「怒り」の対象になる輩は枚挙にいとまがないから読んでおいて損はないかなと。

=== メモ ===

"マネジメント"とは、怒らなくててもいいことには、怒らない。怒るとしても、表現方法や場所を選ぶ。

あなたを怒らせているのは、本当は「あなた自身」 それをどうとらえるかが問題。
出来事との遭遇 → 出来事の意味づけ → 「怒り」の感情の発生

「怒り」は「アレルギー」に似ている。反応が出る人、出ない人がいる。

心のメガネ = コアビリーフ、自分の常識・ルール、「いい」も「悪い」もない、人生経験による。

怒りを引き出しやすい何かをトリガーと呼び、人によっては学歴であったり、人を待たせるのは良くないとか

対症療法
怒りのレベル分け、0~10、や可愛い毒を吐いてみるとか
自分のコアビリーフに基づき出来事の意味づけをしている時間をどうするか?
  ー 頭を空にする、白い紙を思い浮かべるとか
  ー 別の思考でいっぱいにする、数を数えるとか
気持ちのいい場面を思い出す
それでもダメなら、とりあえず逃げる。自分の理由でタイムアウトを取る。
「我々の」議論はうまくいっていない、とか言うと墓穴を掘る

体質改善
日時、場所、出来事、思ったこと、言動、して欲しかったこと、結果、怒りの強さ、を記録する。
あとから、「思ったこと」の傾向を分析する。解析したパターンから、自分の行動をひとつだけ変えてみる。

〜すべき、レッテル貼り、大げさに言わない/正確さを持って批判なら批判する

日本語の「なんで」 ≠ Why
責めるニュアンスがある
『私』を主語に

=== メモおしまい ===


以下、短い感想
怒っている人に対して「かわいそうな人」という枠組みを使ってこれまでは自分の気持ちをおさめたりしていたが、どうしても自分を上に置いて事態を処理しているという感じは否めない。(筆者の言う所の対症療法)違う心のメガネを持った人も世の中にはいると考え、自分と他人の怒りのメカニズムを考えた方が応用が利く。



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2017年7月20日 (木)

『今夜も木枯らし』 風間一輝を読んで

2008年に青森まで自転車で行った話を書いたんですが、きっかけは風間一輝氏の『男達は北へ』を読んだことでした。

手元にある作品を読み返そうかと思ったのですが、例によって図書館蔵書を検索かけました


たまたま未完の遺作『今夜も月は血の色』

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の方を先に読んでしまったのですが、こっちの方に主人公がなぜ旧版の百科事典を売り歩くことになったのか書いてあります。


続きの『今夜も木枯らし』 、群馬県からジャパゆきさんを救出する話。

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旧版の百科事典を売り歩くコミッションベースのセールスマンの背景を繰り返し説明するところ、逃走劇のあっちゃこっちゃを追いかけていると途中で飛ばしたい気分になってしまうところを除いて、面白いプロットで楽しめました。


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2017年7月19日 (水)

『嫌われ松子の一生』を観て

ちょっと前にアマゾンプライムで『下妻物語』を2度目観て、オススメされたのでダウンロードして飛行機に中で。

歳を重ねると、コミカルタッチ、面白いところ、ミュージカルちっくなところ以外に、含んでいるテーマが深すぎる。
自転車の練習で行っている荒川の描写がいい。
もっと含まれているテーマはいっぱいあるのだけれど、上手く書けないなあ。

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