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2012年4月27日 (金)

安物買いの銭失い

こちらでは、一分銭一分貨、と言うらしいです。何か物を買ったわけではないのですが、美容院でのお話。

杭州に1年住んでいたときは、一度も現地で髪を切ったことがなかった。毎回帰国したときに切っていたから。広州に移ってからは、きれいな商場にある香港資本の美容院で、最初は日本人次は香港人最後は広東人と担当スタイリストを変えていき、やっと慣れたところで引越しした。


昨日 IFC をぶらぶらしていたとき、最近日中暑いので髪を切りたくなったのだが、さすがに IFC ではカットだけでも高いだろうと思い、


近所の美容院へ

Img_4880

この画像の店では無いけど、近所のあった同じチェーン店。


洗髪してもらった若者が片言の日本語をしゃべるので、なごやかに会話しながら頭皮とか首のマッサージをしてもらっら。驚いたことには、市中の普通の美容院ではまず普通の椅子に座ったまま洗髪をするようだ。(今日他の店でも見かけたので)

まずは頭にシャンプーをぶっかける。次にホットドッグ屋でケチャップかマスタードが入ってそうな入れ物に温水が入っているのだが、それをプシュプシュ頭にぶっかけながら泡の具合を調整する。普通に椅子に座っているので首筋をマッサージしてもらえ、これはこれで気持ち良い。

ここまでは良かった。


iPhone にある日本で撮った以前の写真を理髪師に見せて説明したところ、かなりヤル気無い感じ。左右両側切るだけでイイじゃん、と信じられないことを言っている。

見る見るうちに両サイドが刈り上げられ、終わると、ドライヤーをかけだすではないか。トップの方は切らないのか?と聞いたら、これでいいだろう、ワックスつければ完成だ、切るのか?とヤル気無く聞いてきた。こちらが切れ、と言ったらしぶしぶ梳き用のハサミで2、3回ザクザクっと切り込みを入れただけ。この髪型が清潔だから、などとぬかしやがって。むかっ腹が立ったが、コイツの相手をしてもダメだと思い、50元払って退散。


帰って早速上海にある日本人のいる美容院を検索。10号線で乗換え無しで行ける瑞金酒店付近の店にあたりをつけた。この髪型で出歩きたくないので、今日は私にしては早く朝の9時から行動を起こした。


こんなところにある美容院

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受付の子に、初めて来た、昨日の美容院で失敗した云々の話をする。彼女の話を聞くに、まずはこちらがスタイリストを選ばないと話が進まないようなので、値段表を見せてもらう。

下から 80-168-318-560元、うっ高い! 560元なんて私が銀座で切ってたときの値段と変わらんぞ!


今日は現金の持ち合わせがそんなに無いから ブツブツ... などと、金満ニッポン(死語)から来た者とは思えない言い訳をしながら 168元のスタイリストさんをお願いした。

スタイリストさんに日本で撮った写真を見せて話をしたら、サイドなんかこの写真より短くなっちゃってるでしょ、ちょっと難しいわねぇ〜、と言われてしまう。(汗)

「求求イ尓〜」(お助け下さい、の意)と懇願し、とにかく髪型を修正してもうことに。


問題の髪型

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初代林家三平師匠を彷彿とさせる髪型だ。昨日の理髪師が三平師匠を知る由は無い。


髪を濡らすと更に滑稽さが増す、ありえん!

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そういえば、後ろのアシスタントと話していたとき、この店の老板はすでに日本人ではなくて、香港人になったと言われた。でも日本人経営のころの面影は、日本製自動ドアや鏡台に残っていた。

香港資本の経営になったとは言え、外国人の多い地域ではあるので、お茶を出してくれたり、前髪を切る時はアシスタントが顔に切った髪がかからないようにしてくれる。エクセレントサービス!昨日の美容院なんか、ドライヤーの風を顔みぶっかけられたぞ。

彼女の技術のお陰で、なんとか見られる短めのソフトモヒカンになった。完成後の写真はあまり面白くないのでありません。あしからず。彼女に感謝の意を表し、168元お支払いし名刺をもらって店を後にした。


今日行った美容院のスタイリストのテクニック的にもそんなに悪くないと思う。男性のスタイリストにはかなり短髪の人もいた。逆に、昨日の美容院の理髪師と客はみんなこんな髪型をしているのだが、今回の失敗から学ぶ教訓としては、初めての美容室に飛び込みで行く際(住所不定を繰り返す生活だとどうしてもそうなる)、スタイリスト(男性がいればなお良い)と客の髪型を良く観察してから入るべきだと思った。


髪型を修正して気分も晴れたので、街を歩き回り、打浦橋の地下街で香港式レストランを見つけたので、と言うか、見つけるとすぐ入ってしまうのだが、


ランチセットと凍奶茶,43元

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最近、香港式に通いまくって気がついたのだが、旅行者としてではなくて普通に生活している香港人、というかもともと大陸から難しい時代に親の世代がそっちに行ったのであろうが、が話している広東語がレストランで聞こえてくる。昨日の浦東のビル群の開発商や今日の美容院を例に挙げるまでもなく、両者のつながりを感じる。


無駄遣いをしたからというわけではないが、今晩は人民公園から徒歩でバンドとか

こんな景色を見ながら

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バスにも地下鉄にも乗らず1時間半くらい歩いて帰った。


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