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2011年1月 8日 (土)

タクシー乗車について考察

昨日、以前石が投げ込まれた日本人学校がある杭州の東の下沙でタクシーに乗ったのと、今日映画館に「非诚勿扰2」(感想は後日)見に行ったのときの話。


下沙という地区は日系企業があったり(たぶん、自分の目で確かめたことがないけど)、だだっ広いところに市内から引っ越してきた大学がいくつもあったり、新しいマンションをボンボン建てているようなところ。

そこからの帰り道、タクシーに行き先を告げたら、どうも言っていることが分からなくて、リスニング力を補う形で感だけは良くなってきているので、どうも乗せてはくれるようだ、と判断した。

全く話せないころはタクシーではもっぱら後席に座っていたのだが、タクシーの乗車料金の方が口語の先生を雇うお金より安いことに気付いてから、助手席に座って運ちゃんとお話することにしている。

日本人か韓国人か聞かれたりすることから始まり、どのくらい杭州に居るんだ、それにしてはオマエはしゃべれるな(誰も下手だとは言わないですからね)、などと楽しくお話をしていたら、どっかで突然停車してアッチのタクシーに乗れと言われる。下沙のタクシーは初乗りが5元で安くて喜んでいたのに...

どうも行政区域を越えて運行ができないようだ。面倒くさい。次の杭州のタクシーの運ちゃんと話を続けようと思ったら、これも良くあるのだが、他のお客を後ろに乗せられ、70元とロングライドにも関わらずそのお客を下すまではあまり話ができなかった。


これまで運ちゃんに聞かた質問を大別すると、

日本の給与水準でコッチで暮らすと物価が安くていいだろう、とよく言われる。驚くべきことに、今の為替レートだと日本からお金を持ってきてコッチで生活するとパリティが6倍くらいではないか、と言ってきた人もいた。この手の質問に対しては、大企業に勤めているわけではなく自営なので学費、住居、食費を払うとそんなにお金が残らない、とかわしている。

現在の経済発展について日本人はどう思っているのか、興味があるみたい。運ちゃんの論点としては、街や道路が汚い、まだ低所得者が多い、特に西部・農村部は外国人は知らない。今日の運ちゃんとは、西部との所得格差にからめて、西部の若者が努力して勉強して沿岸部の大学に通って就職して云々という会話を広げたと思う。

この辺は言い古されたことではあるが、日本製品の品質、日本人の勤勉性(今はどうだか分からないが、これについて私は語る資格なし)についても定番かも。

先に挙げた街が汚い、という点についても、べつにこれで良し、とは思っていないようだ。一度、運転手のおばさんのなんかは、息子が日本に旅行に行ったことがあって、日本の街はなんでそんなにきれいなんだ、と聞かれたこともあったっけ。杭州は観光都市なので、朝の5時から散水車が水まいて打工のおじさん・おばさんが道路清掃してるんだけどね。

今の民主党政権について聞かれたこともあったけど、この国に対抗する勢力として日米関係についても聞かれたことがあった。このときは40-50分の道のりだったので、論陣を張る時間は十分あったのだが、いかんせん語彙がなさ過ぎて言いたいことは言えない。二戦後の米国の核の傘の下ではアジアで新しいフレームワークを構築するオプションは無い、程度の回答しか運ちゃんにはできなかったな。


総括すると、私見だけれど、もう二度と会うことがないから、こっちが日本人だと分かると、普段はその後の関係を心配して聞いてこない領域の質問を運ちゃんはしてくるような気がする。


考えすぎ?

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