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2010年7月 3日 (土)

人民元決済開始

こちらの ANA サイトにて人民元決済が7月1日から始まったのを知ったので、昨日、日本行のチケットを購入しようとしたら、これがまた苦労が多いというか、話のネタになるというか。以下、体験談というかほとんど駄文ですのであしからず。

きのう ANA サイトにて最安値のチケットが買える日程で予約を入れると、(これまでと同様の日本円決済の)クレジットカードか人民元決済かどちらかを選択させられる。人民元決済を選択したところで、予約は Mac から入れたので、弥生の会計とこっちでのオンラインバンキングのために購入した Windows 7機を起動して ANAの人民元決済画面をクリックすると、Chinapay (银联电子支付)のサイトに飛ばされる。ここで支払う銀行を選択するのだが、ふだんお金の置いてある私の外銀は選択肢になく、支払いに使うことができる招商銀行の口座には航空券が買えるほどお金が置いてないので、この日は支払いを断念。

招商銀行のオンラインバンキング個人銀行専業版 (个人银行专业版) 自体は、ソフトをダウンロードして、Windows で Internet Explorer を使えば使える。Google Crome はだめ。ロケール全体でなくて、Uni-code に対応してないプログラムのデコードを簡体字に云々という変更が必要だったかも。どうでも良いことだが、こっちの web サイトを 苹果(Apple)の Safari でブラウズするとレイアウトがガタガタになるサイトが結構ある。iPhone を使ってる人は見かけるけど、本体は超マイナーである。

ネットで支払いできるようにセッティングだけしておこうと思ってオンラインで申請を試みるも、身分証明書・パスワード以外の理由で蹴られる。それではと言うことで、招商銀行の口座にネットバンキングで先に資金を移そうとしたが、なぜか別の銀行のオンラインバンキングでは私の口座のある虹橋なんちゃら支店が画面に選択肢として出てこなくて、資金の移動も断念。

二日目の土曜の午前9時に、まず外銀の ATM に行ってキャッシュを下ろして、でも1日あたり2,000元までしか引き出せないので、また隣にある外銀へ。ここの ATM でも日本の口座から 2,000元分引き出す。現金を持って 50m程離れた招商銀行の窓口へ。

最近他の銀行でも土日営業しているところがあるが、ここも土日も営業してて、今使っている上海で作った口座なぞは今年の1月1日に開設したものだったりする。上海の窓口でもこっちの窓口でもいつも行員さんは親切にしてくれるので、株主として結構好きだったりする。その割には最近、股票を利食ってしまったので申し訳ない。Peter Lynch でも、竹田和平さんでも、澤上篤人さんでもないが、身近で応援したい企業の株を持っているのも悪くない。

で、チケットが買える分だけ預金をしようと思い銀行の建物に入るとガードマンに、どんな御用か聞かれるが、発音が悪くて「存款」の cun2 kuan3 の c の発音が通じない。(汗)キャッシュを見せて身振り手振りで説明して、現金での預金専用の快速窓口に行けと言われる。

行員さんに ATM カードと現金を渡すも、カードが読み取れず、なんと磁気ストライプの部分に傷が入っていた。ショック。

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入金はできるしネットでの支払いもできるけど、カード使えないよ、杭州で上海の口座に対する新しいカードを発行するには手数料が 200元かかる、上海行くついでがあれば上海で手続きすれば、と言われそうすることにする。

同じ招商銀行でも上海のカードを杭州の ATM で使うと手数料を取られるので、これを機に杭州のカードを作ることにした。パスポートのコピーをとって申請書に記入をし、ものの10分で新しいカードを渡してくれる。日本の銀行のようになんちゃらデータセンターでプロセスしてから、名前の刻印の入ったカードを書留で送ってくれて、だいたい自宅に不在なので郵便局に取りに行ったり職場に届けてもらったりして、すったもんだして1週間も2週間もかけてカードを入手するのと大違い。カード上に刻印がないほうがセキュリティ上好ましいかも。

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日本の銀行の口座のオンラインバンキングだと乱数表使ったり、他の外国の銀行だと番号を発生するセキュリティデバイスを持たされたりするけど、招商銀行はこんなデバイスを持たされる。1コのデバイスに対して複数の口座をぶら下げることができるようで、すでに持っているデバイスに対して杭州の口座もぶら下げてもらった。オンラインバンキングにログインすると、二つの口座の内容が見られる。

行員さんに手続きをしてもらっているときに、オンラインでの支払い(支付)手続きの申請ができないことを告げると、別のPCを立ち上げて、登録を手伝ってくれた。土曜の午前中で窓口が空いていたこともあるが、親切にも 30分くらい付き合ってくれた。この手の話をこっちの人にすると、そりゃあなたが外国人だから親切にしてくれてるのよ、と一笑に付されるのであるが。(苦笑)

ウチに帰り、ANA のサイトに行き昨日作った予約から決済を試みるが、銀聯側の有効期限切れのためか(ANAに対してはまだ支払い期限内)支払いができない。ANA のサイトにてまず予約を落とそうとしたが、web からはできないようで(なぜ?)、国内トールフリーに何度も電話するも繋がらず、だめもとで同じ日程で予約作ったらできてしまったので、新しい予約記録に対して人民元決済を試みる。(web上で dupe の警告は出ます)

昨日と同じように、ANA -> Chinapay -> 招商銀行のサイトと飛んで、銀行サイトでは、パスワードを使った決済か、USB セキュリティデバイスを使った決済を選択する。パスワード式を選択したら、却下され USB を使うようにメッセージが出たでので、そのようにすると、今度はアドオンプラグインがインストールされてないとの警告が出るのでインストール。その後、前と同じように三社のサイトを経由すると招商銀行のタブで ATM での引き出し時とは違う支付のためのパスワードを要求されるのが、入力するとあっさり決済処理は済んだ。

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商品購入時に異常に桁数の多い番号を知らされるので、銀行サイトでそれを自分で使って支払いを出来るのかと思ったら、そうではないみたい。(<日本の公共料金・税金の支払いイメージ) 間を開けずに ANA のサイトに戻って、予約を見てみると決済済みになっていた。その辺の連携はちゃんとしているみたい。

余談だが、昨日ネットで、香港発ダッカ往復の航空券を香港ドル決済のカードで買った時、香港のサイトに連れて行かれ、カード裏のセキュリティ番号はもとより、氏名、生年月日、パスポート番号を入力させられた。氏名、有効期限、セキュリティ番号での認証に慣れてしまっているので、今回のこの体験も新鮮。

これを苦を思うか、パズルを解くように楽しみを見出すかどうかはその人次第。カード会社に「支払う」悪い為替レート分を気にしなければ、日本人なら人民元決済なんかしなくてもやっていけるのだが。これで淘宝网でモノが買える。(笑)

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